アカデミー賞のノミネート基準が変更

アカデミー賞作品賞のノミネート基準が変更:作品賞獲得はより困難に?


僕の好きな映画も業界のごたごたに巻き込まれてるな〜。

「作品賞」っていうのはね、アカデミー賞の中で一番まともというか、信頼できる評価結果じゃないかな?と思う。

何故かというと、

他の賞はだいたい何かしら作品と関係のある人物や精通してる人が審査するのね。
純粋に「好き・嫌い」ではなく、「私が携わったんだからそれを推したい」という思考が必ず混在してるわけです。

作品賞は『作品賞のノミネートおよび各賞ノミネート発表後の本選の投票は全会員が行うことができる。ゆえに、最終的には各部門の専門家以外の評が結果を左右する。』

つまり、純粋に全会員で評価するってところに信頼を置くことができるんじゃないかと。

「○○大臣推薦!」「○○がこれを見て泣きました」とか、

ネームバリューや影響力の強い一部の人間の判断をうたい文句にされるのは胡散臭いし、間違ってると思う。

どんなに駄作でも「スティーブン・スピルバーグ大絶賛!」とか、「あのオ○マ大統領が〜」と言われれば、そう思ってしまうでしょう?

まぁ正しい宣伝の仕方だとは思うんだけどね。



賛否両論あるかもしれないけど、アカデミー賞を見るときは
作品賞に注意してみると面白いと思う。



WENNによると、最初の投票で票の5%以上を獲得した作品のみがノミネート対象になるといい、これまでのように票を獲得したトップ10作品すべてがノミネートされないとのこと。
(略)
アカデミーは第82回アカデミー賞から作品賞のノミネートを10作品に広げているが、もし10年前からこれを実施していたらどうだったのだろうという話し合いの結果と、過去10年間の投票傾向を分析し、この方法を採用することにしたとのこと。「データを分析した結果、毎年アカデミーのメンバーが高く称賛している映画は5作品以上あったことがわかった。その年に評価すべき映画が8作品あったとしたら、それを評価すべきだ」とアカデミーのエグゼクティブ・ディレクターは語っている。